市原南霊園を経営する大通寺で8月24日施食会(施餓鬼)を行いました。8月になって、お盆の棚経(檀信徒様の各ご自宅に読経にうかがいます。)から始まり、各お寺の施餓鬼に伺って、8月24日が大通寺の施餓鬼となります。

今年は天候不順で夏らしくありませんでしたが、毎年、一連のお盆行事に追われ、あっと言う間に夏が終わってしまいます。施餓鬼が終わってやっとお盆の行事が終わります。施餓鬼をご存じない方に説明しますが、新盆の方を始め、全ての亡くなった霊魂に対してご供養する行事です。

DSCN4791  DSCN4794

DSCN4797

三界万霊と言いますが人間だけでなく全ての霊魂をご供養致します。残念ながら現在は、自分さえ良ければ他人は関係ないと言うような事件が多く起こります。施餓鬼のご供養は、全ての方をご供養すると言う意味においては、自分は二の次です。慈悲の心で思いやりを持ってご自分と関係ある方はもちろんですが、全く無縁の方のご供養もします。

そのように他人を思いやると言うことがとても大切だと思います。様々なご供養、法要がありますが、施餓鬼は最も大切な法要の一つです。

檀家の方のご供養と同時に市原南霊園で樹木葬を利用している方々のご供養も行いました。