8月24日は、大通寺の施餓鬼を行いました。8月初旬から続いたお盆の行事もこれで終わるとともに、ようやく秋が訪れたような気がしてきます。
施餓鬼は、すべての精霊をご供養する行事です。私たちが今ここに存在しているのは、数えきれないほどのご先祖様があってのことであり、また、ご先祖様にかぎらず、様々な人々のご縁があってのことです。施餓鬼を行いすべての精霊をご供養することは、今、ここに自分が存在していることに感謝することにほかなりません。普段から人に対して感謝の心を持ち、他に対する思いやりの心を持つことがいかに大切であるかを改めて心に刻むのが施餓鬼のご供養です。
お盆行事の忙しさにかまけて、樹木葬霊園の手入れがおろそかになっていたかもしれませんが、また、草刈、草取りの作業を再開します。