気温はまだあまり高くありませんが、空はどんよりとして湿度があり、梅雨が近いように思います。自生しているエゴノ木やヤマボウシの花が咲き始めています。毎年のことですが、これらの花が咲き出すと春が終わり初夏になったと感じます。遠くから見るとあまり分かりませんが、近くで見るとエゴノ花などは、満開で結構な量の花を付けています。ヤマボウシの花は香りがありませんが、エゴノ花は甘い香りがして沢山のハチが飛び回っています。最後に咲くアンナローズホイットニーと言う名前のシャクナゲの派手な花も綺麗ですが、自生している花たちも季節感があって風情を感じます。

  

 

霊園内の常緑樹が新芽と入れ替わる時期で、古い葉が落葉して汚く感じますが、遠くの山に見えるこの時期の常緑樹の新芽は様々な色があってとても綺麗だと思います。大袈裟かもしれませんが、新しい命の季節を迎えたような気になります。新芽は色とりどりですが、夏になるとどの葉も同じ緑になって区別がつかなくなってしまいます。私が年を取ったせいかもしれませんが、季節の移り変りが非常に早く感じます。