去年も同じような感じだったと思いますが、9月になって雨や曇りの日が多いです。今年は、お盆頃からそうだったので日照時間が非常に短いです。少し晴れると湿度が高いせいか蒸し暑くて不快指数はかなり高いです。天候不順で、野菜や果物によっては出来の悪い物も多いのではないでしょうか。

  

  

里山の霊園内には、色々な植物に実が付いています。花の少ない今の季節に木々に実った赤く熟した実は、目を引きます。ヤマボウシの実は面白い球形をしていて、赤くなります。美味しくはありませんが甘い味がします。ナツハゼの実は黒々した色をしています。ガマズミの実は赤い小さな実が沢山付いています。どちらも食べても大丈夫ですが、美味しくありません。山栗の実は煮れば人も美味しく食べられます。一番多いのはコナラやシイなどのドングリです。

里山にはそれらの実を餌にする鳥やリスなどの小動物が住んでいます。写真の栗は、自生の物ではなくて、30年ぐらい前に父親が植えた物です。近くに3本ありましたが、落ちたイガの片づけが面倒なので2本は伐採してしまいました。今年は豊作だったようで、1本でもかなりの量が取れました。早朝に拾わないと小動物に食べられてしまうので、朝起きて最初に栗の実を拾っていました。今までは、ほとんど拾うことが無く、小動物の餌になっていたのです。食べてみたら結構、美味しかったので動物たちと競争で拾ったのですが、今考えるとあさましい事をしていたような気がします。もっとも、知り合いにも配って喜んで頂いたようなのですが。