天気予報によると彼岸過ぎから少し涼しくなるとの事ですが、今年の夏は本当に暑く、外での作業は危険を感じるような温度でした。例年だと今頃は、彼岸花が満開になっているはずです。先日、埼玉県のどこかの公園の彼岸花の開花が遅く、原因は暑さのせいだとテレビで放送していましたが、ここの彼岸花も開花が遅く、18日にやっと1輪だけ開花しました。

  

  

他はまだつぼみのままです。園芸品種の黄色の物は既に満開を過ぎて花が終わりそうです。なぜだか分かりませんが、従来からある赤色の物と開花の時期が随分と違うので不思議です。また、いつも食べてみたいと言う気持ちを我慢しているタマゴダケ?は、9月の終わりの頃に霊園内の雑木林に生えだすのですが、今年は、9月の始めの頃に沢山生えていた物が既に無くなっていました。(写真は、今年の物ではありません。)あんなに沢山生えていた物が現在全く無いのは、もしかしたら園内にいるキョンが食べてしまったのかもしれません。

なぜに今年、早くから生えだしたのかこれも不思議です。また、現在、シコンノボタンが満開でその紫色にひかれますが、最初にこの花を見たのは、約20年前に行った南房総にある植物園の温室です。どうもこの花は寒さが苦手なようで、外だと冬になると枯れてしまうと本に書いてあったと思いますが、冬越しして年々大株になっています。それだけ温暖化が進んで暑くなっているのだと思います。

季節の変わり目のようですが、昔のようなメリハリのある春夏秋冬でなくなってしまうのは大袈裟かもしれませんが、日本の生活文化も変わってしまうような気がします。