10月も下旬となりましたが、まだ半袖で過ごせる日があります。所によっては夏のように突発的な大雨が降っている所もあります。例年だと霊園内で秋を感じる物を沢山見つけられる頃ですが、今年は秋らしい物を見つける事が難しいです。遠くに見える大多喜町の景色が、霧がかかっているように見えるのは空の下の方の空気と上の方の温度差が原因だと思います。

  

  

数日は肌寒い日もありましたが、まだかなり暖かな空気に覆われているようです。園内で見ることができる秋は、木の実が赤く色付いた事ぐらいでしょうか。樹木の葉はまだ青々としています。枯れたような葉は沢山落ちていますが紅葉した物ではなく、夏の暑さのため傷んだ葉が落ちた物です。赤い実は、オトコヨウゾメ、ガマズミ、サンショウの実です。子供の頃にガマズミは食べた事がありますが、とても酸っぱいです。

現在、霊園入り口付近に白い花が咲いています。よく何の花か聞かれますが、10月ザクラと言う桜の園芸品種です。開花すると1ヶ月以上咲いています。名前のとおり10月に咲いて当たり前なのですが、桜と聞くと春を想像してしまい、なんとなく季節感がありません。天気予報によると11月も気温が高めで12月に急に寒くなるとのことです。どうも秋が無くて、急に冬になるようです。これからは、温暖化のために夏が非常に長く秋の無い年が多くなるのでしょうか。